十四代今右衛門作品集

色絵薄墨墨はじき四季花文花瓶
色絵薄墨墨はじき四季花文花瓶 (14代今右衛門作)

墨色一色の濃淡により、四季の花々の静謐な文様の世界を追い求め、父・十三代が確立した薄墨の技法と墨はじきの仕事をいかに融合させていくかという思いで挑んだ作品です。墨色一色でこのような深みのある作品が創れたことで、その後の作品の指針になったような気がします。