【今右衛門古陶磁美術館】輸出伊万里展・企画展のご案内

輸出伊万里展・展示作品

染付唐草文水煙草瓶

古伊万里様式（17世紀後期）

　オランダ人は当時煙草をもっぱらクレーパイプと呼ばれる素焼きのパイプを用いて喫煙していたが、一部で水煙草が使用されていたのが、このような専用の瓶の伝世により明らかである。金属製の火口をつけて加工しなければ用をなさない水煙草瓶は、特殊な注文製品であったと思われる。

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