令和8年度特別展「水」
2026年05月12日(火)

水は命をはぐくみ、人々の暮らしや歴史、そして文化を、長い年月のあいだ静かに支えてきました。山々から湧き出る清らかな水、やわらかく漂う霞、たゆたう川の流れ、力強く打ち寄せる海の波濤、四季の移ろいとともに姿を変える水の情景は、人々の感性を育み、美意識の根底に深く染み込み、日本ならではの水と向き合う文化を育んできました。
陶磁器においても、水を蓄える器という役割を超え、形を持たない水そのものに宿る美しさや情景をすくい取り、意匠として豊かに表現してきました。
空に浮かぶ雲や雪の文様、流れや揺らぎを映した流水や波の風景。さらには、水辺にまつわる景色や伝説までもが、日本的な感覚の中で描かれ、時代を越えて受け継がれています。
翠雨の季節。しっとりとした空気の中に自然の息づかいがやわらかく満ちるこの時期に、本展では、水が見せるさまざまな表情を、磁器を通してゆっくりとお楽しみいただけます。
令和8年度特別展
水
■会期:令和8年4月28日(火)~6月7日(日)
■休館日:5月7日(木)、11日(月)、18日(月)、25日(月)、6月1日(月)
■会場:公益財団法人 今右衛門古陶磁美術館 2F展示室
※詳しくは 今右衛門古陶磁美術館企画展ページまでどうぞ→