お知らせ

2014年11月10日(月)

ヤマトヤシキ 重要無形文化財「色鍋島今右衛門技術保存会」 色鍋島 今右衛門窯展

201411info01.jpg 今右衛門の色絵磁器は、江戸期より三七〇年の「色鍋島」の伝統と高い品格を今に伝える「現代の色鍋島」です。
 赤絵の調合・技術については一子相伝の秘法として十四代まで伝えられ、その卓越した技術は国の重要無形文化財保持団体の認定を受けています。
 江戸期は色鍋島の制作に御用赤絵屋として色絵付の仕事を下命され、明治期は色鍋島の窯元として技術的にも、経営的にも苦難の連続の中、十代、十一代、十二代、三代かけて最盛期の元禄期・色鍋島の復元に努め、今右衛門窯の基礎がつくられました。そうして昭和四十六年に国の重要無形文化財「色鍋島今右衛門技術保存会」(総合指定)の認定を受け、現在十四代へと引き継がれています。
 十三代、十四代が認定された重要無形文化財(個人指定)がいわゆる人間国宝と呼ばれますが、この総合指定は窯元の国宝指定と言うことができます。格調、技術とともに優れた色絵磁器として知られている色鍋島今右衛門窯。器や飾物を通じ、日本人が本来持っていた、季節を大切にし、ものや人の繋がりを大事にする本当の「日本文化」をお伝えすると共にお使いいただければ幸いに存じます。


ヤマトヤシキ 重要無形文化財「色鍋島今右衛門技術保存会」
色鍋島 今右衛門窯展

■会期:平成26年11月13日(木)~17日(月)
■会場:ヤマトヤシキ姫路店七階 催会場
■ホームページ:http://www.yamatoyashiki.co.jp/5121/top.htm(ヤマトヤシキ)