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古陶磁コラム  
2003年3月

染付桃花文皿

鍋島様式(17世紀後期)
イメージ

 桃は中国・西王母の伝説により、瑤池というところに三千年に一度実をつける蟠桃という桃があり、それを食せば寿命が延びると云われ、桃の実と花は長寿を願う吉祥文様として古来から喜ばれている。
この染付桃花文皿の葉の描き方は、一筆書きにより描かれており珍しく、背景の薄瑠璃の青の色も美しく、染付鍋島の優品である。(文・14代今泉今右衛門)


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