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              企画展 
              染付原点の色
              
               
               17世紀に有田で興った日本の磁器は、中国や朝鮮などの異国文化への憧れとともに、白い素地に呉須のみで描く染付磁器をはじまりとします。その清らかな染付の青は日本磁器を彩る原点の色と言えます。 
               草創期の染付は鈍く不安定な色合いでしたが、やがて青の発色の美しさは磁器の品質を左右する大きな要素となったことで、濃(だ)みや薄瑠璃、瑠璃釉、吹墨など、多様な景色を引き出す技法や意匠が発展しました。 
               鍋島においても、染付の精巧な線描きと濃(だ)み(塗り)の精緻な技を基本に優美な色鍋島や青一色で描かれた、いわゆる染付鍋島(藍鍋島)が作られ、青は品格を形成する重要な色でした。 
               また、単色の染付磁器は、水墨画と同じように見る側の感性や想像力と融合させて楽しむ余地のある表現も魅力の一つです。 
               深まりゆく秋のひとときに、魅惑の青が彩る古陶器の世界をゆっくりと ご堪能ください。
               
              
               ■会期 
              令和6年10月11日(金)~12月22日(日) 
               
              ■開館時間 
              火~金 13時00分~16時00分 
		          土・日・祝 10時30分~16時30分 
               
              ■休館日 
              毎週月曜日(祝日の場合、翌日休館) 
               
              ■会場 
                〒844-0006 佐賀県西松浦郡有田町赤絵町2-1-11 
                電話 0955-42-5550 
                公益財団法人 今右衛門古陶磁美術館 2F・3F 
                https://www.imaemon.co.jp/museum/
               
               
              ■観覧料 
              一般 800円(団体 600円) 高校生以下 無料 
              ※()内は15名以上の団体
               
               
              
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